今回は、「出産に関する給付」についてです。
………  給付の種類 ……………………………………………………………

【出産育児一時金(被扶養者場合は、家族出産育児一時金)】

【出産手当金】

…………………………………………………………………………………………

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

【出産育児一時金(被扶養者場合は、家族出産育児一時金)】

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

出産育児一時金は、

被保険者及びその被扶養者が出産した時に1児につき42万円が支給されるものです。

(産科医療補償制度に加入していない医療機関等で出産した場合は39万円となります。)

なお、出産された胎児数分だけ支給されますので、

たとえば、双生児の場合は、2人分が支給されることになります。

<出産とは>

健康保険でいう出産とは、

妊娠85日(4ヶ月)以後の生産(早産)、死産(流産)、人工妊娠中絶を言います。

つまり、正常な出産はもちろん、妊娠85日(4ヶ月)以後であれば、

早産、流産、人工妊娠中絶も出産育児一時金の対象にはなります。

また、以下の場合も出産育児一時金の対象になります。

1.退職などで、被保険者の資格を失ってからでも、6ヶ月以内に出産した場合。
(被保険者期間が継続して1年以上ある場合。)

2.妊娠中(85日以後)の被保険者が、
業務上又は通勤災害の影響で早産したような場合で、
労災保険の補償を受けたとしても、支給されます。
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

【出産手当金】

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

出産手当金は、

被保険者が出産のため会社を休み、報酬が受けられないときに支給されます。

a.出産手当金が受けられる期間

出産予定日(※1.2)以前42日目(多胎妊娠の場合は98日目)から、

出産の日の翌日以後56日目までの範囲内で会社を休んだ期間について支給されます。

※1.実際の出産が予定日前のときは、出産の日。

※2.実際の出産が予定日後のときは、
出産予定日後、実際に出産した日までの期間も支給されることになります。

たとえば、実際の出産が予定より4日おくれたという場合は、
その4日分についても出産手当金が支給されます。

b.支給される金額

1日につき標準報酬日額の3分の2に相当する額が支給されます。

会社を休んだ期間について、報酬を受けられる場合は、
その報酬の額を控除した額が出産手当金として支給されます。

(出産手当金の額より多い報酬が支給される場合は、出産手当金は支給されません。)
…………………………………………………………………………………………

今回も、お読みいただきありがとうございました。