今回は、事業主の労災保険「特別加入」についてです。

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【特別加入】

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労災保険の正式名称は「労働者災害補償保険」です。

つまり、労働者の業務上または通勤によるケガや疾病などの補償をする保険です。

したがって、本来は事業主が加入することは出来ません。

しかし、中小企業では事業主が従業員と同じ或は、より危険な業務に就くことも多くあります。

そこで、中小企業に限り、事業主や家族従業員、或は法人の役員が加入できる制度として特別加入があります。

ただし、特別加入するためには、国の認可を受けた「労働保険事務組合」に入会することが必要です。

(当事務所に業務委託していただければ入会できます。)

 

特別加入の補償内容も基本的には、一般の労働者と同じで、

業務上のケガや疾病、障害、死亡等についてはもちろん、

通勤によるケガや疾病、障害、死亡等についても補償されます。

保険料は、一般の労働者が賃金に保険料率を掛けて計算されるのに対して、

特別加入者は、給付基礎日額に365を掛た金額に保険料率を掛けて計算します。

給付基礎日額は、3,500円から20,000円の範囲で選択します。

給付基礎日額が多いほど、万が一の時には補償が多く受け取れます。

 

主な補償内容は次の通りです。

 

1.業務上または通勤によるケガや疾病について、労災指定病院等で無料で治療を受けられます。

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以下給付基礎日額1万円の場合

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2. 業務災害または通勤災害よるケガや疾病の療養のため労働することが出来ない日が4日以上となった場合。

↓20日間休業した場合↓

136,000円 (1万円×80%×(20日-3日))

3. 療養の開始後1年6カ月経過した日までに傷病が治っていない場合で、障害等級1級から3級に該当する場合。

↓障害等級1級の場合↓

1,140,000円 (一時金として)

3,130,000円 (年金として 1万円×313日分)

4.傷病が治った場合で、障害等級1級から7級に該当する場合。

↓障害等級1級の場合↓

3,420,000円 (一時金として)

3,130,000円 (年金として 1万円×313日分)

5. 傷病が治った場合で、障害等級8級から14級に該当する場合。

↓障害等級8級の場合↓

5,030,000円 (一時金として 1万円×503日分)

6. 業務災害または通勤災害により死亡した場合。

↓対象遺族が4人の場合↓

3,000,000円 (一時金として)

2,450,000円 (年金として1万円×245日分)

7.死亡した方の葬祭を行う場合。

615,000円

(1万円×60日分か1万円×30日分+31万5千円の高い方)

 

民間の保険会社の労災保険(任意)より補償が手厚いと思いませんか。

危険な業務に従事する事業主様は、一度検討してみてください。

 

ご相談、お問い合わせは、こちらまで

↓   ↓

http://nkb-sr.com/service04/t01/

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今回も、お読みいただきありがとうございました。